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マヨルカの祝日って?休みに来ても観光地閉まってるかもしれないスペイン

投稿日:2018年1月25日 更新日:

マヨルカビーチリゾート

マヨルカの祝日。

祝日は完全休業じゃ!!と思われるスペインですが、最近はスーパーでさえ日曜・祝日開いているお店が出てきたりなんかして。

バルやレストランは基本的に開いてるんですけども、ド連休に訪れてしまうと、結構不便だったりもします。

スペイン旅行の際は、祝日要チェックです!

 

スペインの祝日には3種類あるよ

マヨルカの1年をどーんとお伝え!でございます。

今回は、スペインの祝祭日についてサクサクっと見ていきましょう。え?何でサクサクとかって?

うん。そうね。深く聞かないでください。

 

マヨルカは、いわずと知れたスペイン国の中の島なんですよね。なので、もちろんスペインの祝祭日が適用されます。

スペインの年間祝祭日は14日です。日本は年間16日なので、日本のほうが2日も多いわけです。

しかもあれですね、振り替え休日的なものもないですね。

 

それで、スペインの祝日が日本のものと一番違っている点は、祝日が3種類あることです。

良い祝日・普通の祝日・悪い祝日とか、そういうんじゃないんですけどね。(じゃぁ書くなよ)

じゃぁ一体何よ?と言うとこちら

国全体の祝日 (Festivo Nacional) 8日か9日
自治州の祝日 (Festivo Autonómico) 3日か4日
市町村の祝日 (Festivo Local) 2日

8日か9日って何よ!!待ち合わせ時間に集合しないってだけじゃなくて、祝日もルーズなのかよ!!

いえいえ、そういうわけじゃなくて(じゃぁ書くなよ)。

市町村が決めていい祝日は2日と固定されおります。

あとは、国の祝日が8日のときは自治州の祝日が4日になって、国の祝日が9日の年は自治州の祝日が3日になるって仕組みです。

なんか、わかんないでしょ?まぁ、とりあえずは行きたい都市のカレンダーを確認すればOKです。翌年のカレンダーは、毎年10月ごろ発表されますよ。

 

スペイン全土の祝日 2018

1月1日 元旦 (Año Nuevo)
1月6日 公現祭(主顕節)(Epifanía del Señor)
イエスキリスト生誕に東方から三博士が訪問して礼拝した
3月30日 聖金曜日(毎月日付が変わる移動祝日)(Viernes Santo)
復活祭(イースター)の2日前。イエスキリストの受難をしのぶ
5月1日 メーデー (Fiesta del Trabajo)
8月15日 聖母の被昇天 (Asunción de la Virgen)
聖母マリアが天に召された
10月12日 ヒスパニックデー (Fiesta Nacional de España)
コロンブスが1492年に新大陸を発見
11月1日 諸成人の日(万聖節)(Día de todos Los Santos)
すべての聖人と殉教者を記念
12月6日 憲法の日 (Día de la Constitución Española)
現行憲法(1978年憲法)の成立
12月8日 聖母受胎祭 (La Inmaculada Concepción)
聖母マリアが処女のままイエスを身ごもった
12月25日 クリスマス (Natividad del Señor)

あんれ?スペイン全土の祝日って8か9日じゃないの?10日あるじゃん!

とお思いの方、天才ですか?!気づきの天才ですか?

2018年は自治州からの申請がなかったので、1月6日もナショナルホリデーとなったみたいですよ。

日本と違って、宗教(キリスト教)に関するお休みが多いですね。

 

バレアレス諸島の祝日 2018

3月1日 バレアレス諸島の日 (Día de las Illes Balears)
マヨルカ、メノルカ、イビサなどバレアレス諸島自治州の祝日
3月29日 聖木曜日(毎月日付が変わる移動祝日)(Jueves Santo)
復活祭前の木曜日。聖木曜日からの3日間はとても重要
4月2日 イースターマンデー(復活祭後の月曜日)(毎月日付が変わる移動祝日)(Lunes de Pascua)

ここで疑問。

復活祭って一体いつよ?!!移動すんのかよ!って、復活祭ってなに!!

トメウじい
ちゃうねん、ちゃうねん。キリストはんが復活しはってん。
ベルばあ
せやな。十字架に掛けられはって3日後やで。知らんけど。
マリア
春分の日を過ぎて最初の満月の次の日曜日くさ。

もう、うるさい!!

復活祭?

キリストさんが十字架に掛けられて3日目に復活したことを記念するお祭りが復活祭です。
復活祭は基本的に「春分の日を過ぎて最初の満月の次の日曜日」とされているので、年によって日付が変動するってわけですね。復活祭は絶対に日曜日です。なぜかって、キリストさんが復活したのが日曜日とされているからです。
あのね、もう知りた いことばっかりなんですけど、キリストさんが亡くなった時、もう曜日はあったんですね。1週間7日制って古代バビロニアから始まったらしいです。曜日がで きたのは古代ローマ時代。ローマがキリスト教を国教にしてからは、キリストさんが復活した記念として日曜日を安息日の休日と定めたらしいです。
スペイン語で復活祭をPascua(パスクア)と言うんですけど、この語源はユダヤ人の過越祭(すぎこしのまつり:ヘブライ語)からきてるんですね。で、キリストさんが復活したのは、ちょうどその過越祭の時期だったそうで、パスクア=復活祭となったようです。東方教会では、過越祭の日を復活祭としていますが、西方教会ではキリストさんが復活した日曜日を重視して「過越祭頃の日曜日」と決定したそうです。

え?過越祭も気に なっちゃった?過越祭は、エジプトで奴隷にされていたイスラエルの民が、モーゼに導かれてパレスチナへ脱出したことを記念する祭りです。何で「過越」 か?っていうと「悪霊が子羊の血を戸口などに塗った家を過ぎ越して行った」という聖書の言葉から来ています。その期間は酵母を入れないパンを食べるそうで す。エジプトから脱出したとき、パンに酵母を入れて膨らませる時間がなくて、酵母を入れないパンを食べたと言われていることと、パレスチナで古くから行われていた、実りに有害な古い酵母菌を取り除く行事が混ざり合ってできたとされています。過越祭は太陽暦の3,4月の14日(満月の日)とされました。

字、多い。のでまとめ

  1. 復活祭は春分の日を過ぎて最初の満月の次の日曜日
  2. 絶対日曜日
  3. ということで、毎年祝日が移動します

まとめたら字少なっ。しかも、まとめヘタすぎ。

 

マヨルカ各村々の祝日

村によって祝日が異なります。詳しくはスペイン全土別のカレンダーが載っているこちらのページ、または歳時記各ページで確認してください。

カレンダーサイトを見る場合は、サイトの右側のスペイン地図からマヨルカをクリック!すると、各地域が表示されますので、任意の地域をクリックして確認です!

村の祝日ですけど、たとえば隣村で仕事をしている人の場合、会社がある隣村の祝日が適用されるって仕組みです。

村の祝日前夜は、イベントが行われることが多いので要チェックです。

 

マヨルカの連休?

マヨルカでの連休といえば、3月末から4月の復活祭(パスクア)近辺。

12月6日憲法記念日、12月8日聖母マリア祭ですけど、7日も休みにしてやれ!!って会社や学校もアリです。

あとはクリスマスです。休暇については、8月まるっと取る人が多いですよ。まるっとです・・・

小さい子供にいたっては、6月の半ばから9月の半ばまでが夏休み!3ヶ月の夏休み!!

田中の悶絶する期間。

こんな感じでございます。夏休みについては、全く日本と違いますね。

トメウじい
わし、エブリデイがホリデイ。

 

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