はい。今回はですね、マヨルカを大まかなエリアに分けてご紹介いたします。
マヨルカ島自体、6つのエリアにわかれてるんですけど、それぞれ特徴があるんですね。
では、その特徴とメインの観光内容を見てみましょうかね。
マヨルカってどういう島なん?
![](https://mallorca-spain.net/wp-content/uploads/2017/11/maria.png)
前回の「マヨルカってどこ?」に引き続き、今回はマヨルカの中身をじわーっとご紹介なんですね。
これを見ると「マヨルカ島とは」が完ぺきにわかってしまう。訳はないんですけども、まぁ、大体ね、こんな感じってのは、まぁ、大体ね・・・
さぁ、準備はよろしいでしょうか?では、行ってみよー!!
マヨルカの主都はパルマ
どーん。今回も地図出ました。
赤字でPalma(パルマ)と書かれた場所があります。ここがマヨルカの主都です。
以前はパルマ・デ・マヨルカって呼ばれてたんですけど、今はパルマ。
マヨルカの人口は約86万人(2015年)なのですが、パルマにはその約半数(約42万8000人)が住んでいます。
次に大きい都市Manacor(マナコル)の人口が約5万人なので、パルマが大都市ということが良くわかりますね。
ちなみに、マヨルカの人口の20%は外国人なのです。田中もその中に含まれるんだなぁ。
マヨルカ島は6つの地域に分かれます
マヨルカは6つの地域に分類されます。
地元民は、そんなのまぁ意識してないんですけどね。全くいらない知識だね。
まぁ、そう言わず一個一個見ていきましょうか。
マヨルカの主都パルマがある地区:comarca de Palma(コマルキャ ダ パルマ)
Palma(パルマ) | inclou l'arxipèlag de Cabrera(カブレラ島が含まれまーす) |
マヨルカの主都パルマ。それとカブレラ島がこのエリアに含まれます。
パルマには空港はもちろん港もあって、いわゆるマヨルカの玄関口ですね。
玄関口と言うことで、パルマ港。実はヨーロッパで2番目にクルーズ船によって汚染されている港になっちゃったんですね。
さらに、パルマはスペインで2番目に渋滞が多い都市。
マヨルカってビーチやら自然が美しい島って思われてますよね?きっと。
地中海の宝石って呼ばれてるくらいなんで、そりゃぁねぇ。
でも、知られてないんですけど、実情はそんなことになってるんですね。
この写真はカブレラ島です。カブレラ島と、その西岸にあるドラゴネラ島は無人島で、国立公園、保護地域に指定されています。
カブレラまでは船で行きます。田中、船酔いさせたら名人級なので未だ足を踏み入れておりません。
マヨルカワイン生産地:El Raiguer(アル レイゲ)
Alaró(アラロ) | Lloseta(ヨゼタ) |
Alcúdia(アルクディア) | Mancor de la Vall(マンカ ダ ラ ヴァイ) |
Binissalem(ビニサレム) | Marratxí(マラチ) |
Búger(ブゲル) | sa Pobla(サポブラ) |
Campanet(カンパネッ) | Santa Maria del Camí(サンタマリア ダル カミ) |
Consell(コンセル) | Selva(セルヴァ) |
Inca(インキャ) |
マヨルカ鉄道が通っている便利な地域です(笑)
ワインルートがあり、マヨルカワインの生産地が多いのも特徴です。
山すそに位置しているので、ぶどうやオリーブの生産が盛んです。
マヨルカ第3の都市、Inca(インカ)には、マヨルカ住民なら誰もが知っているQuely(ケリー)というビスケットの工場もあります。Inca駅に着くと、時々香ばしい、いいにおいがします。
靴や革製品の生産でも有名で、LottusseやCarmina、Barratsなど高級ブランドの工場も多いんですよ。
CAMPERやYankoもマヨルカ出身。意外と知られていないですけど、インカは世界的なシューズメーカーの街なんですね。
Alcúdia(アルクディア)にはPol·lèntia(ポレンティア)という古代ローマの遺跡があります。
マヨルカンビーチ万歳:Migjorn(ミッジョン)
Campos(カンポス) | ses Salines(セス サリナス) |
Felanitx(フェラニッジ) | Santanyí(サンタニ) |
Llucmajor(ユックマジョル) |
Migjorn(ミッジョン)の西部にはとても美しいビーチが沢山あります。
Campos(カンポス)にあるEs Trenc(エス トレンク)の保護されたビーチは有名でございます。
白い砂が美しく、隣接したホテルなどの観光施設がないという、マヨルカでは唯一残された的なビーチです(笑)
しかしながら観光客は結構訪れていて、保護が追いつかずって感じになっているようです・・・
また、エス・トレンクには塩田が広がっていて、マヨルカの有名な塩の生産地としても有名ですよ。
マヨルカの山脈トラモンタナ地域:Serra de Tramuntana(セラ ダ トラモンタナ)
Andratx(アンダラッチ) | Estellencs(アスタヤニス) |
Banyalbufar(バニャルブファ) | Fornalutx(フォルナルッチ) |
Bunyola(ブニャラ) | Pollença(ポイェンサ) |
Calvià(キャルヴィア) | Puigpunyent(プッチプニェント) |
Deià(ダヤ) | Sóller(ソヤ) |
Escorca(アスコルキャ) | Valldemossa(ヴァイダモサ) |
Esporles(アスポルラス) |
トラモンタナ山脈がある北西部の地域です。
なんとこの山脈、2011年に「トラムンタナ山脈の文化的景観」としてユネスコの世界遺産に登録されているんですと。知らんかったなぁ。
トラモンタナ山脈の最高峰はSóller(ソヤ=スペイン語でソイェル)の北東にあるプッチ・マジョル(標高1,445m)です。
ショパンとジョルジュ・サンドが一冬過ごしたバルデモサがあるのも、このエリアですね。
パルマからソイェル港までソイェル鉄道が横断していて、美しい景観を楽しむことができますよ。観光名所でございます。
トラムンタナ山脈を山岳鉄道でゆっくり見てみるのもオススメですね。
マヨルカのど真ん中ど田舎ゾーン:Pla de Mallorca(プラ ダ マヤルキャ)
Algaida(アルギャイダ) | Petra(ペトラ) |
Ariany(アリアニ) | Porreres(ポレルス) |
Costitx(クスティッチ) | Sant Joan(サン ジョアン) |
Lloret de Vistalegre(ヨレット ダ ヴィスタレグラ) | Santa Eugénia(サンタ アウジェニア) |
Llubí(ユビ) | Santa Margalida(サンタ マルギャリダ) |
Maria de la Salut(マリア ダ ラ サルッ) | Sencelles(センセーヤス) |
Montuïri(ムントゥイリ) | Sineu(シネウ) |
Muro(ムロ) | Vilafranca de Bonany(ヴィラフランキャ ダ ボナニ) |
はい。ここ。観光ゾーンとは無縁のゾーンです。
これと言って書くことはありませぬ(笑)
が、意外と面白エリアでもあります。
商業も観光もさかんな地域:Llevant(ヤヴァント)
Artà(アルタ) | Sant Llorenç des Cardassar(サン ヨレンツ ダス キャルダサ) |
Capdepera(キャンダペラ) | Son Servera(ソン スルヴェラ) |
Manacor(マナカ) |
Manacor(マナカ)はマヨルカ第2の都市です。都市といえども、農業地帯も広がっているんですけど。
有名なマヨルカパールの工場もマナコルにあります。さらに、マヨルカ出身のテニスプレイヤー、ラファ・ナダルのアカデミーもできちゃいました。
Manacorの海岸にはPort Cristo(ポルト・クリスト)という港があるんですが、そこには有名な鍾乳洞があります。
マヨルカには鍾乳洞が結構あちこちにあるんですけど、ポルト・クリストのドラック洞窟は、その中でも一番有名かと。
地底湖に船を浮かべて、ミニクラシックコンサートも行われるのでございます。
紀元前2000年のLlevant(ヤヴァント)地区には、海岸には防衛塔や保護壁などが建設されていて、侵略者からの攻撃を防いでいたらしいです。
マヨルカ地区わけ まとめ
ふふふ。どうです?使えない地区分けに、中途半端な説明を入れてみました。
しかも、マヨルカの各地区を全部カタカナにしてみました。
これ、だんなに読み上げてもらいながらカタカナに直したんですけど、田中「はぁ?はぁ?」と聞き返しながら、笑いが止まりませんでした。
まぁ何て言ってるのか、さっぱりわからん。マヨルカ語の発音などは、「マヨルカ語講座」を参考にしてみてくださいね。
カタカナ表記は、あくまでも家の村での(だんなだけだったらすいません)発音でして、他の村に行くと多少異なる恐れがあります。
普通にカスティリャーノ(スペイン語)で発音しても通じますので、安心してください。(じゃ、スペイン語で書けや!)
トメウおじいが徘徊した村々にはリンクをはっていますので、よかったらどうぞ。
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