
Plourà avui?
今回のお題目
マヨルカ語講座 挨拶編
さ、さっそく迎えました、知らなくても生きていけるマヨルカ語講座、第二回目は挨拶。
まずは、とっかかりに挨拶さえできれば、もうこっちのもんです。(何がでしょうか?)
人の行きかう量が多い都会では、あまりありませんが、村ではすれ違うときに、見知らぬ人でもちょっとした挨拶を交わします。
数回さらっと挨拶を交わして顔見知りになると、気さくに話しかけてくれたりします。(初対面でもガンガン攻めてくる、おじい・おばあもいます)
外国といえば、ハグやキスで挨拶している姿をイメージしませんか?
マヨルカも、かなりのキス文化なのでご紹介しておきます。
紹介された時など「はじめまして」の挨拶のとき、「ありがとう!」の感謝のとき、「ひさしぶり!」など感情が高まったときなど、ハグして両頬に軽くキスをします。(右頬1回+左頬1回=合計2頬)単位が頬になっとる!
ハグ&キス&キスは、女性同士、男性と女性の場合が多く、男性同士は握手が一般的ですよ。
都会でも、お店の中に入るときなどは、軽く「こんにちは」と声をかけて入ります。
日本みたいに、「お客様は神様です」的なノリは全くありませんので、セルフサービスをイメージして入店してください。
店から出るときは「さようなら」と軽く言いながら出たりします。(しないときもあります)
マヨルカだけでなく、スペインは全般的に、こんな感じだと思われます。田中、全土を旅していないので、なんとも言えません。すいません。
マヨルカ語の挨拶 基礎編
準備するもの
・靴下・・・1足(なるべく自分の物がよいでしょう)
まずは、その靴下を口の中に押し込んで、元気良く「オラ!」と発音してみてください。
どうぞ!
・・・・・・・
はい、そうですね。完璧です。それがマヨルカ語(マヨルキン)の発音です。
次は、その靴下を口から出して、元気良く「オラ!」と発音してみてください。
どうぞ!
・・・・・・・
はい、そうです。素晴らしいです。それがカスティリャーノ(スペイン語)の発音です。
前回の準備編でご紹介したとおり、マヨルカ語はバルセロナがあるカタルーニャ地方の言葉、カタランがベースになっています。カタランの方言として扱われているようです。
マヨルカ語は、カタランにカスティリャーノを混ぜて、カスティリャーノの元となっているラテン、アラビア語、ギリシャ語などの要素がプラスされている言葉みたいです。
スペインの他の自治体同様、マヨルカも過去、沢山の侵略を受けてきた歴史があるので、その歴史が言葉にも影響しているんですね。
あ、真面目なこと書いたけど、これ村人情報(笑)図書館行って、調べて来ます!
マヨルカ語の挨拶 実践編
また前置きが長くなりました。では、実践と行きましょう!
すれ違い座間に、さらっとを意識してやってみましょう。
Hola!! | おはよう・こんにちは・こんばんは・やぁ!・どうも などの意 | スペイン全土で使えます |
Bon dia. | おはよう~こんにちは | マヨルキン+カタラン |
Com và? | 元気?どうよ?儲かりまっか? などの意 | マヨルキン |
Va bé. | 元気・生きてる・ぼちぼちでんなぁ などの意 | マヨルキン |
Dios. | さようなら | マヨルキン Adiosはスペイン全土 |
Adeu. | さようなら | カタラン |
このような挨拶を、すれ違うときにボソっとつぶやくと、ボソっと返してくれますよ。
ガンガン目を合わせて笑顔で挨拶!の方が好印象です。(当たり前や)
では、ひとつひとつ見ていきましょう。
Hola マヨルカだけじゃないよ。スペイン全土で1日中使える、便利な挨拶

「オ」にアクセントがきます。じじいの場合、「オ」が小さく「ラー」が大きい場合もありますが、じじいだけです。
スペイン語は、Hを発音しません。もちろん外来の固有名詞「ハラキリ」などの(どんな例えや)Hは発音します。
大丈夫です。これをご覧の畠中さん、浜田さん安心してください。ATANAKA、AMADAではなく、HATANAKA、HAMADAと発音してくれますよ。
平原ひとみさん、大丈夫です。IRAARA ITOMIにはなりませんよー!
かなり発音するのが大変そうに発音してくれますけど(笑)
ため息を勢い良く腹から出す感じで、Hを発音してくれます。「出すぞ。Hを出すぞ。せーの!!」みたいな。何でや?!
じゃぁ、スペイン語に「は・ひ・ふ・へ・ほ」はないのか?と言えば、あるんです。
Hの代わりにJが「は行」の発音をします。
スペイン語でメールしたとしましょう。何か自分で面白い事を書いてやったぞ!自分で笑っておけ!と言うときは、
「jajajajaja・・・・」と書きます。じゃじゃじゃじゃではなく、ははははと読みます。
スペイン人は「ジャジャジャジャジャ」とは笑わないので、ご注意ください。
Bon dia. 直訳すると「いい日」

カスティリャーノでは「Buenos dias(ブエノス ディアス)」です。
マヨルキンの特徴として、カスティリャーノより言葉が短いというイメージがあります。このBon dia.はバルセロナがあるカタルーニャ地方でも使えます。
発音は、「ディ」にアクセントをおきます。あとはボソッと言えば、マヨルキンっぽく聞こえます。
朝から昼過ぎまで使える挨拶です。
中級者になると「Hola.Bon dia.」と流れるようにボソボソと続けて挨拶します。(中級者って・・・)
昼過ぎから暗くなる前までは「Bonas tardes(バナス タルダス)」カタカナで表記するには、なかなか難しい発音です。
最初の「バ」はバ70%ボ30%、「ダ」はダが65%デが35%くらいな感じで発音してみてください。(できるか!!)
*ちなみに、このパーセンテージは個人個人によって異なって聞こえます。(もっと意味わからんわ!)
暗くなってからは「Bona nit(ボナニッ)」です。ちょっと可愛いので、言ってみたくなりません?意味は「おやすみ」です。
Com và? Va bé. はワンセット

英語で言うと、英会話の最初のほうでやる「How are you?」「I'm fime, thank you.」って感じです。
Thank youってどこよ?!!
Com và?(コンバ?) Va bé.(バベ)はワンセットで覚えましょう。
Com và?の発音ですが、「コ」はコが80%カが20%で発音すると、聞き取ってもらえます(笑)
アクセントは「コ」です。疑問形になっていますが、語尾は上げずに発音します。
Va bé.(バベ)は、ボソボソっと続けて発音します。
顔見知りのせっかちおじいは、いきなり「Va bé?」と聞いてくることもあります。そのときも、Va bé.(バベ)と答えましょう。Va bé.の応酬です。
大丈夫じゃなくても、だいたい生きてるときは、Va bé.(バベ)でOKです。
上級者になると、「tot bé?(トッベ?)」(全部オッケーかい?)と聞いてきます。何の全部かはわかりませんが、適当に「bé. bé.」と答えておけばいいでしょう。
Dios. Adeu. はバイバーイ

すれ違い座間にいきなり「バイバイ」もありです。この挨拶よくあります。
Dios. はマヨルカで使用可能です。マヨルカ以外で使えるかは不明です。(調べろ!)
Diosとはスペイン語で神様の意味です。スペイン語では「Adios(アディオス)」が「さよなら」になります。
「ディ」にアクセントをおいて、ボソッと発音します。
「Dioso.(ディオソ)」はちょっと可愛い「バイバイ」になるそうです。いいおっさんもたまに使っています。
Diosoのアクセントは「オ」です。
Adeu.(アデゥ)はカタルーニャ地方からの言葉ですが、マヨルカでも良く使います。
「デ」にアクセントをおきます。「ア」をかなり小さめにして「デゥ」的に言えばよりマヨルキン。
マヨルカ語で挨拶を交わしてみよう まとめ
では、実際どんな感じですれ違うか、おじい・おばあで見てみます。





ちなみに、すれ違うとき「Hola!(こんにちは)」と投げかけられて「Dios.(さようなら)」と答えても、何の問題もありません。
しかしながら、つられずに別の言葉で返すのって、結構スキルが必要ですよ(笑)
いかがだったでしょうか?第2回まぁ使わないマヨルカ語講座。
マヨルカを訪れる際は、ぜひともマヨルキンでかっこよく挨拶をきめてみてください。
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