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ロスコン・デ・レジェスの失敗しないレシピ!スペインのクリスマスを彩るパン

投稿日:2020年1月6日 更新日:

ロスコン・デ・レジェス

 

ロスコン・デ・レイエス(Roscón de Reyes)。

ロスコン・デ・レジェスとも言うのでしょうかね?

ベルばあ
聞くなや。

スペインのクリスマスっつーか、東方の三賢人の日(公現祭:1月6日)に食べられるパンっつーかお菓子?なのでございます。

ロスコン・デ・レイエス(Roscón de Reyes)のRoscónは大きなわっか。Reyesは王様たち。

歴史史上初のドーナツとも言われてますがね。知らんけど。

 

ま、マヨルカでは全く一般的ではないんですけども、作ったもん勝ち!と言うことで、作りましたよ。ロスコン

マヨルカくさ、コカ・デ・ナダルばい。
マリア

あ、そうね。

 

スペインのクリスマスは長~いのでございます。

キリストさんの生誕から、東方の三賢人がキリストさんの生誕を祝って、産後間もないマリアさんと生後間もないキリストさんを訪ねるところまでが、クリスマス。

ベルばあ
知らんおっさんたち来たで。

豪華なお祝いの品々を持って来たんで、どうぞ、どうぞ。お入りください。って感じに田中はなるかとは思いますけどね。

トメウじい
お邪魔しまんにゃわ。

金の塊持ってこられたら、そりゃ本物かどうか齧らんないかんでしょう。

あ、また話ずれたがな。

 

ってことで、今回はスペインの新年(まだクリスマス)を彩るパンなの?ロスコン・デ・レジェスのレシピでございます!

日本にないようなもんを省き、失敗が少ないと思われるレシピに仕上げております。

スペインのパーティ気分をどうじょ。ご一緒に。

 

スペインのクリスマスの終わりはロスコン・デ・レジェスで運試し

ベーシックなロスコン・デ・レジェス

へい。こちら義姉作。

友人用に3個も焼いてましたけどね。このお人よしが。

 

このロスコン・デ・レジェスでございますが、その起源はスペインではなくってですね、その歴史はめっさ昔にさかのぼるのでございます。

あ、それは長くなりそうなんで、気力があったら後でご紹介させていただきまする。

そげんやる気んなかサイト、あるとね?
マリア

あるんです。ここに。

 

で、何でロスコン・デ・レイエスで運試しかって言うと、ガレット・デ・ロワとおんなじ理由

ベルばあ
スペインや言うてるやんかいさ。なんでおフランス出てくんねん。

あ?そっちのんが有名くない?

で、起源とかも同じような感じ。というかルーツは一緒

トメウじい
歴史解説、終わってもうたな。

うん。任務完了!

 

ロスコン・デ・レジェスの中には何かしらが入っている

トメウじい
豆。

先に、言いなや!

このパン、わっか状になってますよね?上に何かしら甘そうなものが乗ってますよね?

で、最近ではロスコンに生クリーム、チョコクリーム、カスタードクリーム、カベリョ・デ・アンヘル(天使の毛みたいなジャム)が挟まれておるのもあるんですね。

そんでもって、絶対に中に入ってるもの。知らんで噛んだら歯、かける。

陶器でできた小さい人形(ソルプレサ)やら、エンドウ豆が一個入ってるんですよ。

 


ソルプレサは見つからなかったんで、フランスのフェーブ。

こんな感じのですな。

ベルばあ
何か色々間違ってる感が、な。

 

ロスコン・デ・レジェスは、家族や友人などで切り分けて食べるんですけどもね、自分のロスコンに人形(または豆)が入っていた人は、その日王様になれちゃうんですね。

今年1年、いい年になるっち言われとーと。
マリア

 

ロスコンは、紙でできた王冠と一緒に売られてることが多いんですけどもね、人形引いた人はそれをかぶるという罰ゲームが待ってるわけですよ。

ま、スペイン人は喜んでかぶりますけどね。

ベルばあ
目の前に何かあったら、普通かぶるやろ?

それでもって、おまけ。人形引いた王様は、ロスコン代を払うっていうオチまでついてるわけですよ。

王様、ごちになります。

バルやレストランで食べるか、パン屋やスーパーで売っとーと。
マリア

 

ルールも色々あるみたいで、人形とマメが一緒に入ってるバージョンは、人形=王様、マメ=支払い。

ってパターンもあるらしいですよ。

義姉はロスコンに人形と豆の両方入れてましたけどね。あんた作ったし、豆当たった人、どうなんの?材料費持ち?

 

っと和んだところで、ロスコン・デ・レジェスのレシピ行ってみましょうか。

ここまでで離脱した読者さん、絶対おるけんね。
マリア

あぁ、いいさ。つかみ失敗。

 

ロスコン・デ・レジェスのできるだけ簡単・失敗なしレシピ

はい。手抜き大好き田中です。

今回も、面倒なことは一切なしよ。元種を作ったり、オレンジの花水を入れたりしなーい。

そこらへんにあるものでできるかも?なレシピでございます。

 

材料 直径28㎝ 10人前くらい?

~パン生地~

強力粉 400g

砂糖 100g

塩 少々2gくらい

牛乳 100g(ぬるくする)

ぬるま湯 50g

バター 70g

卵 1個

生イースト 20g(ドライイースト8g)

オレンジかレモン 1個(皮のすりおろし)

 

~トッピング~

ドレンチェリー・アンゼリカ・オレンジピールなどの果物砂糖漬け

あとはお好みで。アーモンドなど。

グラニュー糖に少量水を入れたもの

 

えー。こんな感じです。これなら、日本でも手に入るかと思います。

香りを出したい場合には、牛乳を80gにして、ラム酒を20gにしてみてください。

今回は、ココアクリームを挟みました。分量は生クリーム250g・砂糖25g・ココア8gで作ってます。

お好みで挟んだり、挟まなかったり、別のクリームを挟んだり、挟まなかったりして楽しんでください。

ベルばあ
どっちやねん。

ロスコン、基本的にはオレンジの香りなんですけどもね。日本だと無農薬オレンジ手に入れるの、難しいでしょ?

なので、レモンでもOK!

オレンジくさ。
マリア

 

水は、オレンジの花を浸しておいたものを使ったりするんですけども、そう都合よく、ないですよね?

もう、レモンの皮入れるだけで大丈夫です。

 

ロスコン・デ・レジェス、実はあんまり好きじゃないんですよね。

え?じゃ作るなって?まぁまぁ、お気をお鎮めになって。

トメウじい
荒ぶる神よ。鎮まりたまへ。

 

これね、結構パサパサ、またはどっしりしてらっしゃるものが多いんですよ。

そして、スーパーは5€くらいから、パン屋さんやバルなんかだと12€~と、好きでもないのに手を出すのはちょっと・・・なお値段。

マヨルカじゃ、あんまり食べないしね。

今回は、基本は同じような感じで、ちょっと重めのブリオッシュ的な感じに仕上がっております。

ベルばあ
どっしりしてるやん。

うん、そうね。カロリー的にもね。正月太り、万歳。

 

本格的に作りたいあ・な・た

ロスコン・デ・レジェスは、Agua de azahar(オレンジの花エッセンス?)ってのを使います。

スペインではスーパーとかでも売ってるんですけども、日本で見つけるのは困難。

このオレンジの花水、作り方は結構簡単でして、オレンジの花を摘んで乾燥させ、それを水に浸ければOK。

オレンジのドライフラワーにミネラルウォーターを注いで、一晩放置。綺麗に濾せば完成でございます。

分量は、オレンジのドライフラワー5gに、ミネラルウォーター50ml程度です。

 

 

ロスコン・デ・レジェスの作り方

HBで生地をこねる

パン生地の材料を、ホームベーカリーにぶち込んで、捏ねていただきます。

私は手捏ね派よ!と言う頑張り屋さんの場合は、小麦粉300gの真ん中に穴をあけ、その中に水分とイースト、柔らかくしたバター、卵を入れて崩しながら混ぜ、粉を足しながら捏ねてくださいませ。

 

ロスコン・デ・レジェス生地

一次発酵はなしで、形成していきます。発酵させるレシピもありますが、なしでもOKです。

ベルばあ
はぁ?

 

ロスコン・デ・レジェスに穴をあける

生地の真ん中に穴をあけて、手でぐーっと広げていってください。

ロスコン・デ・レジェスにクリームを挟まない場合は、この時に陶器の人形やソラマメ(乾燥)をぐいーっと押し込んで見えなくしてください。

隠すのです。そう、ぐいーっと。

トメウじい
ぐい、ぐいーっと。

 

穴に耐熱瓶を入れる

で、この時、穴がつぶれないように、耐熱の瓶の表面に油を塗ったものを突っ込むと、失敗しないんですねぇ。

義姉伝授の方法でございます。

この瓶の中には、お水を少量いれておいてください。乾燥を防げます。

オーブン凄いでかい人は、穴大き目に作れば塞がらなくって大丈夫なんですけどね。

 

瓶のサイズは「ごはんですよ」では小さいですね。美味しいですけどね。

 

この状態で発酵させていくわけですね。

暖かい所で、1時間以上かけて発酵させていきます。冬、ですよね?寒いですよね?

なので、オーブンを最低温度に設定して、その中に放り込んじゃってください。

 

ロスコン・デ・レジェス飾りつけ

発酵が終わったら、表面に溶き卵(分量外)を塗って、上にお好きなものを乗せていきます。

あ、田中発酵前に卵塗っちゃったよ・・・もう、乗せちゃえ。

誰が失敗せんレシピなんね?
マリア

 

と言うか、ロスコン・デ・レジェスって切り分けてたべますよね?

生地に人形やら入れちゃった場合ですよ、切り分けるときに人形のど真ん中をブッスリやって「あっ。」って微妙な空気出しちゃうと、周りにも残念感が漂いません?

ベルばあ
あんたがやりそうな事やんな。

なので、生地に入れた場合は、人形がある上にまずトッピングを乗せる。そこ、切るなよサインですね。

トメウじい
切るなよ。切るなよ。(上島さんで)

前フリ違うから。

 

あとは製作者もわからくなるように、同じように具材を乗せていくのがベストロスコン!ですな。

トメウじい
ナイスロスコン!

絶対自分が当てる!って製作者は、自分にわかるように印をつけておいてください。

そんなん、あんたぐらいばい。
マリア

 

色んなロスコン・デ・レジェスがありますが、おおむね果物の砂糖漬けが乗ってますね。

スペインでは一般的に、赤やら緑、白やらのカボチャの砂糖漬けが乗ってます。ダイヤモンドにルビー、サファイヤ、王様の宝石のイメージですな。

ま、甘いんですけどね。本物乗せたロスコン、誰かくれませんかね?

 

グラニュー糖

グラニュー糖に水を少しだけ入れて、塊にしやすくして、上に振りかけます。

 

あれ?発酵前にこのサイズ。家のオーブン入らなくね?

焼いたら丸じゃなくて、長四角になったりしね?

ま、いっか。

オーブン小さめな方は、分量を二分の一くらいにするか、ロスコンを2個作っちゃってください。

ベルばあ
誰が失敗せーへんレシピやねん。どつくで。

 

200℃に温めておいたオーブンで、20~25分焼いてきます。瓶の水はそのままで。

砂糖とバター多めなので、焦げに気を付けてくださいね。底が危ないです。

トメウじい
焦がすなよ。焦がすなよ。(出川さんで)

前フリ違うからね。じじい。

 

あとは焦げ色直前!ってところで、瓶をささーっと抜いて焼けば、うまいこと内側にも焼き色が付きますよ。

 

ロスコン・デ・レジェス焼き上がり

ってことで完成!ロスコン・デ・レジェス!もどきの元祖クリーム挟まないバージョン。

ベルばあ
何バージョンやねん。

 

ロスコン・デ・レジェスにクリーム挟む派?

今回は、豪華にクリームでも挟んでカロリーアップしてみましょうか。

ま、豆入れるの忘れてたってだけなんですけどね。

 

ロスコン・デ・レジェスを割る

ロスコン・デ・レジェスが完全に冷えてから、真ん中をぱっくり割ります。

大きめの包丁で、さっくり切っていってください。

 

生クリームを搾る

表面に近い、見えちゃうところは、搾り袋を使って・・・中はもう適当で。

 

ロスコン・デ・レジェスに豆を入れる

で、人形やら豆を忍ばせておいてください。

いや、待てよ?人形やら豆入れると、誤飲や歯の損壊を免れない子供や老人が、周りにいるな?

なんね!うちんこつね?!
マリア

田中、豆を出したり入れたりしつつ、やっぱりアーモンドを5つほど、むぎゅーっと入れておきました。

ってことで、なんちゃってロスコン・デ・レジェスのクリーム挟みバージョン完成。

 

ロスコン・デ・レジェスクリームサンド

トメウじい
王様だーれだ?

くれぐれも、思い切り齧らないようにご注意ください。歯、持って行かれます。

ベルばあ
って終わろうとしてへん?

あ?やっぱり気づいた?

 

ロスコン・デ・レジェスの起源って?

ロスコン・デ・レジェスカット

はい。現在スペインでは、1月6日の公現祭の(もしくは5日)に、ロスコン・デ・レジェスを食べるという習慣があるんですね。

この日は、東方の三賢人がイエスさんの元へ到着した日。

スペインでは伝統的に、この日に子供たちにプレゼントを渡す習慣がございます。

 

現在では、サンタクロースも来るという、何とも出費の激しさに拍車をかける年末年始になっておりますが、元々はこの日。

三賢人が贈り物を持ってイエスを訪れたことに由来しております。

ベルばあ
悪い子には炭やらジャガイモが届けられんねん。

うん。確か、家畜の内臓って国もあった気が・・・

親の役には立つとばい。
マリア

そうね、ジャガイモと内臓を炭で料理するわけでさーね。

ベルばあ
内臓貰うたら、子どもトラウマになるがな。

いや、そんな部屋中にぶちまけてあるわけじゃ・・・ねぇ。

トメウじい
食べたら、うまいな。

 

で、ロスコン・デ・レジェスの起源はと言うと、まぁよくある諸説あるってやつです。

最も有力なのは、ローマ時代のサートゥルナーリア祭って言う、無礼講祭り。

主人と奴隷が入れ替わって、1年よく働いてくれてありがとうね、じゃ、今日だけ無礼講。入れ替わっちゃう?祭りです。

この時に、ドライフルーツとハチミツ入りの丸いパンが食べられてたらしいんですわ。

で、その中にソラマメが1個入ってましてね、この時も「王様だーれだ?」をしてたわけです。

この豆制度が導入されたのが、紀元前3世紀あたりらしいですね。

トメウじい
主人1番と主人5番がポッキー。

 

キリスト教の布教によって、この異教徒のお祭り騒ぎは忘れ去られて行ったんですけども、キリスト教会は、この「お祝いのためのお菓子」と公現祭をミックスさせていったとか。

スペインのロスコンの歴史は結構古いんですけど、フェリペ5世がロスコンの中に金貨を入れるシステムを導入したとかしないとか。

いやいや、ルイ15世の宮廷シェフだったとか。まぁ、どっちでもええがな。

トメウじい
ルネッサーンス!

樋口カッター。

 

現在スペインでは、豆がソルプレサ(sorpresas)と言う贈り物に代わっております。

陶器やセラミックで作られた小さな人形だったんですけど、色々なオブジェだったり、パン屋さんがお客さんの依頼に応じて、中身を変えるってなこともアリでして。

一般的には、今でも王様の人形が入ってますよ。

それでは、皆様ご一緒にロスコン・デ・レジェスでスペインの新春運試し、いかがでしょうか?

トメウじい
ルネッサーンス!

そこは王様だーれだ?やろ?じじい。

 

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