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マヨルカ歳時記

マヨルカのクリスマス

投稿日:2018年1月16日 更新日:

マヨルカの教会でのクリスマス

マヨルカ島のクリスマスの過ごし方

トメウじい
ナダルって言うねん。

うん、そうだね。じじい。いつも、一言何か足りないね。

マヨルカではクリスマスのことをナダル(Nadal)といいます。

 

マリア
ちなみに、テニスプレーヤーのラフェル・ナダルおるやろ?

マヨルカのマナコル出身たい。

うん、そうだね。ナダルって苗字だね。関係ないねー。

 

ベルばあ
チョコラテにコカ・デ・ナダルが定番やで~。むっちゃおいしいで~。

うん、それ、後から説明するんだから、今言うのやめて。

 

と言うことでございまして、Bon Nadal!!(メリークリスマスー!!)in Mallorca

これを書いている時、すでに年明け。ふふっ。

 

マヨルカのクリスマスは祭日でーす。

多くのキリスト教圏では、12月25日クリスマスは祭日でございまして、マヨルカを含むスペイン全土でも祭日です。

マリア
4月8日は何で祭日じゃなかと?仏教国日本?!

そんな、知らんがな。っつーか、あれ、日本800万の神様もいるし、祭日追いつかないんじゃない?

ベルばあ
あんた、また適当なこと言うて、怒られるで。
トメウじい
そんなぎょうさんおったら、一生バケーションやな。

なんか、収拾付かなくなってきたので、置いといて。

 

スペインのクリスマスは12月24日から翌年の1月6日の約2週間なんですが、その中でも、12月25日、1月1日、1月6日は祭日です。

それプラス、マヨルカを含むバレアレス諸島、カタルーニャ地方はクリスマスの翌日26日も祭日になります。

トメウじい
飲んだ翌日休みってええな。

 

マヨルカのクリスマス、街の様子は?

パルマデマヨルカクリスマスマーケット

多くのレストランは閉まっていますが、クリスマス、大晦日に特別メニューを提供しているレストランもあります。(あくまでも街での話です。)

ホテルはシーズンオフですので、お安く予約できちゃったりします。

マヨルカの観光シーズンといいますと、自転車野郎たちがやって来はじめる3月終わりから4月始めごろにスタートです。6月にはビーチ客でにぎわうようになります。11月に入ると、観光客が落ち着き、ホテルも暇になります。

 

街角では、クリスマスマーケットなる露店も見かけることができますよ。主に、クリスマス用品などを売っています。

街や村々のクリスマスのデコレーションなどは、1月6日まで続きます。なんでそんな長いん?と申しますと、イエスキリスト生誕に、東方から三博士が訪問して礼拝したとされている「公現祭(主顕節)」が1月6日でございます。

それまでがスペインのクリスマスなんですね。

トメウじい
帰り着くまでが遠足みたいなもんやな。

 

マヨルカでは、クリスマスに何食べるさ!?

マヨルカでいつも飲まれるチョコラテ

冒頭、ベルおばあが言ってましたけど、定番はコカ・デ・ナダルホットチョコレートに、ずぼーっと浸して食べます。

ホットチョコレートのことを、チョコラテと呼ぶんですけど、普通の板チョコもチョコラテなんですね。本当に紛らわしい。

ベルばあ
ちゃうねん。ちゃうねん。チョコラテやねん。

 

チョコラテの作り方

鍋に牛乳を入れて温めます。こそに板チョコ(専用のものもあるよ)を割りいれて、溶かしていきます。(火はつけたまま)

チョコレートが溶けて、ふつふつしてきたら、コップなどに少量とりコーンスターチを溶かします。

コーンスターチを鍋に戻し、とろみがついたら完成です!

チョコレートの量やとろみ加減は、お好みでお願いします。

これに、更に砂糖を加えるおばあや、コーンスターチの代わりにプリンの素を入れちゃうおばあもいるんですね。甘さ地獄です。

島民のこだわりは、カカオ含有量。鳥をハトとそれ以外に分類する、うちのだんなも、カカオ含有量にはうるさいです。スーパーで鬼のようにチェックしています。

 

このチョコラテ、クリスマスだけでなく、あらゆるシーンで出てきちゃいます。何かしらんけど、島民は甘いパンやらドーナツ、お菓子など浸けて食べるんですね。

スペイン本土ではチュロス(長い揚げ菓子)が有名ですね。

マリア
マヨルカ言うたらくさ、エンサイマダばい!

クリスマス言うてるやろ・・・あ、パンのようでパンでないお菓子エンサイマダは年中登場する島の名物です。

 

マヨルカのクリスマスに食べられるコカデナダル

そして、こちらがコカ・デ・ナダル。パン生地にジャガイモを練りこんだパンです。

甘くてしっとりしたパンです。おいしいです。作り方は結構簡単なので、レシピどうぞ。

 

マヨルカ島のクリスマスの料理と言えば「3分でできないマヨルカクッキング」でご紹介したソパ・レリェナポルセヤなどでしょうか。まだまだ沢山ありますので、来年のクリスマスにまたご紹介!です。

トメウじい
クリスマスはシャンパンやな。

じいさん、毎日飲んではるやん。

 

スペインのクリスマスは、家族と過ごすのが定番中の定番です。

一家大集合で、クリスマスランチやディナーを食べてのんびり過ごす感じです。

マヨルカのクリスマス名物子豚丸焼き

マリア
これ、今年の家のポルセヤくさ。まるっと子豚ったい!

 

ベルばあ
お菓子も忘れたらあかんでー。

そうそう。クリスマスシーズンしか売ってないお菓子もあります。

スペインのクリスマスお菓子トゥロン

これ、トゥロン。甘さ地獄。トゥロンって、色々な種類があってイマイチ何をもってトゥロンなのかは定かでないんですけど、板状のものが多いです。スペイン全土で出回っています。

代表的なものは、アーモンドなどナッツ類と蜂蜜、砂糖、卵白で作った、長方形の板状の甘い塊です。そのほか、同じような形のチョコレートもトゥロンって言ったりします。板チョコやん。

いや、板チョコやん。大事なところなので2回言いました。

スペインクリスマス用のチョコの棚

そして、多いのがチョコラテ。この赤い棚と、奥の黄色いの全部チョコラテ。

スペインのクリスマス用ボンボン

こちら、ボンボンとか呼ばれているチョコラテ。トリュフチョコもクリスマスのお菓子に分類されちゃう勢いです。

どんだけチョコラテ好きなんよ・・・

トメウじい
そやから、チョコラテ言うてるやんか。

何で怒ってんの?

マリア
コロンブスが大陸発見し・・・

そのくだり、長くなるでしょ?

 

スペインのクリスマス定番デコレーション

スペインのクリスマス ベレン

こちら、ベレン。この超大作、なんと義姉の作品です。色塗り作業なども全部自分でやったとの事。姉さん、いつ寝てるの?

マヨルカのクリスマス ベレン

いや本当に芸が細かい。てか、いつ寝てんの?スペインのクリスマス ベレンアップ

壮大なストーリーが展開されてますね。まぁ、細かいストーリーは知らんけど。

ベレンとはスペイン語でイスラエルの町ベツレヘムという意味です。そうそう。ベツレヘムと言えば、イエス・キリストさんが生まれた地です。

ベレンは、キリストさんの誕生シーンを再現したミニチュア人形デコレーションです。

 

このベレン、クリスマスシーズンになると街中や家々で飾り付けられます。クリスマスツリーもあるんですけど、スペインのクリスマスといえばベレンです。

トメウじい
小さなことからコツコツと!!

いや、それヘレンな。

 

一方、マヨルカの新年というか、スペイン全土の風習

スペイン新年用のカヴァとブドウ

スペインでのクリスマスは家族と過ごし、大晦日は仲間や恋人と過ごすのが一般的です。大晦日はレストランやバルで飲む!!

日本では年越しそばがありますが、スペインでも「12粒のぶどう」という風習があります。

このぶどう「幸運を呼ぶ12粒のぶどう」って呼ばれています。

 

マドリッドのプエルタ・デル・ソルにある時計台の鐘の音に合わせて、ぶどうを1粒ずつ食べると、その年は縁起がいいって言われています。

その鐘、3秒に1回鳴らされるわけですが、3秒でぶどう食べるって、結構あれですよ。

トメウじい
わし、あかん。新年から召されてまうわ。

 

この時計台の鐘の音、テレビで生中継されるので、その鐘に合わせてぶどうを食べる、お茶の間のおじい、おばあもいます。

ベルばあ
皮も種も一緒に食べたらええねん。

スーパーには12粒のぶどう缶詰、12粒袋詰めぶどうなんかも売ってて、種や皮を取ってスタンバイする輩もいます。

 

鐘が鳴り終えると花火が上がり、カヴァで乾杯!!

これ、村の教会の前でやっている人々も見かけます。その後、バルで朝まで飲むのがスペイン流。うちの村は、広場で夜通しクラブイベントやっています。近隣住人、悲惨な年明けです。

それでもって、元旦は二日酔いやらなんかで、ダラダラ過ごす感じです。

 

12粒のぶどう??

今から100年前くらいに始まった、ぶどう農家が余ったぶどうを必死で売ろうとした苦肉の策っていうのが一般的な説です。
相変わらず説明に愛情が感じられない・・・
1909年は、ぶどうが大豊作の年でした。大量に余ったぶどうをどうしたものか?と、アリカンテのぶどう農家が「幸福のぶどう」と宣伝して販売したのが一説。
もう一説。19世紀の終わりごろから貴族階級の間で、縁起を担ぐものとして行われていた。それが20世紀に入って一般に広まった。
まぁ、どっちにしても100年前くらいに広まった風習ですな。

田中一家では、一度も12粒のぶどう食べたことないんですけどね。

マリア
その情報いると?

 

そのほかスペインの年越し縁起担ぎ

パルマデマヨルカのクリスマスツリー

  • 赤い下着をつける
ベルばあ
うちのな、下着の色な、教え・・・

嫌もう。本当に勘弁してください。赤は人間関係で幸運を得られる色だそうで、年越しに赤い下着をつける人も多いとか。

  • シャンパングラスに指輪を入れる

新年の乾杯のとき、グラスに指輪を入れると指輪が幸運を招いてくれるそうです。指輪、洗っとけ。そして、飲み込むな。

  • レンズ豆を食べる

もともとイタリアの伝統らしいんですけど、大晦日に家族でレンズ豆を食べると、富や幸福を招くらしいです。そんなに大量に食べられるもんじゃないね。

  • ベッドから出るときは右足から

「si un día va bien es porque te has levantado con el pie derecho」朝起きて右足からベッドを出ると良い一日になる。

スペインではそう言われています。元旦の朝は、特に注意して右足から出る人が多いと思われます。

トメウじい
左の靴隠しとくとええで~。

見つかるといいね。

 

スペインのクリスマスは2回ある?

スペインのクリスマスに来る三賢者

この人たち、キリストさんの誕生を知ってお祝いにかけつける東方の三博士(三賢人)です。

スペインでは3人の王とされていて、イエスさんの誕生を祝い、乳香・没薬・黄金を贈ったそうです。

三博士はこんな感じで表現されています。

Melcior:黄金(王権の象徴:白人青年の姿)

Gaspar:乳香(神性の象徴:黄色人種の壮年の姿)

Baltasar:没薬(受難、死の象徴:黒人の老人の姿)

青年どこ?どこにおるん?

トメウじい
わしから見たら全部にいちゃんやけどな。

 

この人たちがやってくるのが1月5日。そんでもって1月6日が公現祭(主顕節)といって、彼らが崇拝しちゃう日で祝日です。

スペインではもともと、この日に子供たちはプレゼントをもらっていました。今では12月25日のクリスマス、1月5日の東方の三博士来訪、どちらか(もしくは両方)でプレゼントをもらえます。

田中家の場合は、サンタさん(両親)、東方の三博士(親戚)というシステムをとっております。できれば夏ごろに来訪して欲しいんですけど。イベント重なりすぎ!!

 

うちの村では、親が教会(役所主催)にプレゼントを預け、夕方に東方の三博士に扮した村人が、教会前で子供たちにプレゼントを渡すというイベントが毎年開催されます。

マリア
街ではパレードがあったりするんよ。

この公現祭までがクリスマスというわけです。

 

公現祭に食べるものってあるの?

スペインのクリスマスで食べられるレスコン

これはロスコン・デ・レイエスと呼ばれる、スペインのクリスマスケーキみたいなもんですけど、パンです。しつこいようですけど、パンです。

 

このロスコン、義姉作なんですけどね。穴の開いたパンの上には砂糖漬けが乗っています。

クリームをはさんだものや、普通のパン、パウンドケーキっぽいパン、さらに中に小さな人形が入ったパンと、色々あるんですけど、形状は穴の開いたドーナツ型、上には砂糖漬け、これは基本です。

人形の使い道は、ロスコンを切り分けて、人形が入っていた人が当たり!って感じです。いい事があるらしい。

え?また説明に愛情を感じられないって?うん。お察しください。

ベルばあ
ぱっさぱさやな。

 

マヨルカクリスマス 祭りの後

LIDLクリスマスセール中

クリスマス関連商品ですが、クリスマス期間を過ぎると値引きされる商品も多く見かけます。

種類は少なくなってますけどね。お土産にいかがでしょうか?ってないわー。

 

そんなわけでございまして、マヨルカのクリスマスをざざーっとご紹介してみました。スペイン本土のクリスマスと一緒な感じですけども、料理やお菓子は地方地方で違ってきます。

クリスマスシーズンにスペインにおいでの際は、ぜひとも街のパン屋さん、お菓子屋さんを覗いてみてくださいね。何か違った発見があるような、ないような。

ベルばあ
どっちやねん。

 

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