はい。毎度おなじみ特に可もなし不可もなしなサイト「マヨルカくる?」でございます。

いや、ない。と思いたい。
今回は、田中の冴えない田舎の一日と題しまして、マヨルカのオリーブ収穫からオリーブオイルができるまでをとくとご覧あれ。

うん。だろうね。
まぁ、負けずに行ってみよう!マヨルカのクソ田舎で「オリーブ収穫!収穫方法からオリーブオイルができるまで」。

マヨルカのオリーブオイル収穫方法
オリーブの木を植えている一般家庭から、オリーブ生産農家まで秋のマヨルカではオリーブの収穫が行われます。
大体10月の半ば頃から11月のはじめにかけて、オリーブの収穫が行われるんですね。
一般家庭は主に手作業。生産農家も、手作業で収穫を行っているところもあるわけなんです。
マヨルカは、良質なオリーブの生産地としても有名。
生産量はそんなに多くないんで、国外に出回るのもまぁまぁボチボチ。
日本に輸出しているマヨルカブランドもありますよ。主にデパートの高級グルメコーナーなんかで見られるんではないですかね?
しかしまぁ、搾りたてのオリーブオイルと来たら、こう、何ですかねぇ、のどがきゅーっと締め付けられてフルーティ。極上のアロマなんでございます。

はい。では、マヨルカの一般家庭でのオリーブ収穫方法はと言うと
ひたすら掻き落とす。
道具がない場合は、手を使って枝を扱くように落とす。
ひたすら掻き落とす。

はしご架けるのも面倒なんで、木に登ってひたすら掻き落とす。
あ、それ家だけかもですけどね。普通ははしご使ってます。

落とされたオリーブは、地面に敷いた布の上に落ちるわけです。

1本木が終わると、その布をずらして別の木に移動。
ひたすら掻き落とす。
集まったら布を引きずり、集める。
これの繰り返しでございます。
今日の収穫はこんな感じ。
昨日収穫したオリーブと合わせると25㎏くらいですかね。
それを持って、最寄りのオリーブオイル工場へ。
オリーブオイルの作り方~機械で圧縮編
少量ならまだしも結構な収穫量なんで、最寄りのオリーブオイル工場へ運びます。
一般人でもお願いすると、オリーブオイルにしてくれるんですね。有料です。
まずは、収穫したオリーブの中にある枝や葉っぱを選別していきます。
この機械の中に入れて、風で葉っぱなんかを吹き飛ばすって寸法です。
まぁ、多少の葉っぱやらは入ってるんですけどもね。いっか。

おじちゃんたちが、ざーっと見ながら選別されていない枝などを手で出してくれます。
はい、つぎは重量測定。
この持ち込んだオリーブの重さで価格が決定されるわけですね。

それが、乙女心というやつでさぁね。

ぎゅいーんっと吸い込まれていくオリーブたち。
まぁ、そんな音しませんけどね。

これがオリーブ洗いマシーンです。
表面についた汚れやらを取り除いてくれるわけですね。
で、圧搾機にかけられて、こう、じょ~~っと出てくるわけです。
緑色だねぇ。アロマだねぇ。
アクをこう、まぁ適当に取って出来上がり。
ペットボトルにぷっしゃ~っと注がれて、終わり。
各家庭で遮光瓶とかに移し替えるというわけです。
圧搾には時間がかかるので、後日取りに行くというのが一般的ですね。
まぁ、順番待ちがなければ、ぼーっと待ってもいいんですけどね。

この出来立てのオリーブオイルの美味しさと来たら、もう飲めますね。
味も緑緑していて濃厚。
マヨルカのパンは塩が入ってないので、天然塩とオリーブオイルでいただくと最高。
マヨルカに10月にお越しの際は、搾りたてが味わえますよ。
あ!もうすぐオリーブオイル祭り!

オリーブオイル収穫体験ができる、農業体験宿泊施設なんかもあったりします。
旅行に来てまで労働で汗を流したい、素晴らしい労働精神をお持ちの方はぜひ。

最近、アメブロのブログも復活しようかと思いまして。
良かったら、どうじょ。ただの、田中の日常。
