突然ですが、クレジットカードはお持ちですか?
電子マネーが当たり前になってきている現代、クレジットカードを使用することも前ほど少なくなってきましたよね。
でもでも、スペイン旅行となると話はちょっと変わってきます。
スペイン旅行に絶対必要な物の一つ、「お金」なんですけど、現金以外にもクレジットカードを持って行って欲しい理由があるんですね。
焦るでない、じじい。
まぁ、ざざーっと先に言っちゃうと、セキュリティ問題、保険の問題などなんですけどもね。
今回は、ちょいとお真面目に、スペインでクレジットカードを使うための知識と、どんなクレカを持って行けばスペインで困らないかのお話でもしようかと。
できるだけ、かいつまんで、お話しますが、飽きたらまた別の日に続きを読んでください。寝落ちして、風邪ひかないように気を付けてください。
スペイン旅行でクレジットカードが必要な理由ベスト3
便利だから。
いやいや、いやいや。クレジットカードが便利だからってだけでなく、必要な理由があるんですね。
- スペイン、そんな治安良くないよ。盗難にあったらどうする?
- 現金が足りなくなったら、意外と安くユーロがゲットできるよ。
- スペインで病気になったら困るよね。海外旅行保険とか付いてるよ。
- 逆に、少額の買い物に大きいお札を使うと嫌がられる。
こんな感じです。
日本ではクレジットカード、こんな使い道しないよね?ってことが、スペインでは必要になってくるんです。
クレジットカードでセキュリティ:スペインの治安をなめたら痛い目に合う
そです。スペインは観光客のるつぼ。そして移民も多いんですね。
観光客を狙った犯罪が、年々多くなっています。
在バルセロナ日本国総領事館のメルマガでは、2019年1~3月だけで114件の法人犯罪被害が報告されています。
たった3か月でですよ。それも、観光オフシーズンなんですけども・・・
手口は「スリ」と「置き引き」が全体の70%以上で、地下鉄・駅、飲食店で発生しています。
近年増加しているのが「ケチャップスリ」という手口。衣類にケチャップみたいなのを引っかけて、その隙にスリなどを行う犯罪ですね。そのほかにもひったくりや車上ねらい、パンク盗など様々な犯罪に巻き込まれています。
です。日本とは治安が違うんです。
なんでクレジットカードがセキュリティ対策になるかというと、盗難されても補償があるからなんです。
現金を盗まれてしまうと補償を受けることはできませんが、クレジットカードが盗難にあった場合、カードをストップしてしまえば使われることはありません。
万が一使われた後でも、紛失・盗難補償があるので被害額がゼロにおさえられるんですね。
スペインの治安ってどれくらい悪いと思います?
危険エリアではないのですが、スリが多いことはお忘れなくです。
このサイトのユーザーさんも、スペイン渡航当日パスポートが入ったポーチをすられて、えらい目に合ってます。
とにかく、「貴重品は肌身離さず」。「警戒してますよ」感を出して動くことを意識してくださいね。
スペインの治安を知っておこう!
クレジットカードで現金化:ATMでユーロを引き出せる
日本でユーロを両替して用意してきたんだけど、ちょっと足りなくなっちゃった。なんてことも、あるかもしれません。
そんな時、日本円を現地で両替するより、クレジットカードでキャッシングした方が、断然安かったりするんですね。
為替レートはいいんですけど、為替手数料は1.3%~2.16%。ATM手数料が取られるカードもあったりしますが、少額を引き出す程度なら、クレジットカードキャッシングは便利です。
それに日本円を大量に持ち歩くのも、ユーロ紙幣を大量に持ち歩いているのと同じですので、セキュリティから考えるといいことではないですよね。
あ、もちろん借り入れ利息が付きますので、日本へ帰国後すぐに借入金の支払いができるかどうか、出発前に確認してくださいね。
しかし、日本と違ってスペインはATMの数が少ないです。
都会ならまだしも、田舎だと銀行以外ではATMを見つけることができません。
渡航先の町や村が決まったら、銀行やATMの場所をチェックしておくといいですよ。
クレジットカードで病気やケガを保障:海外旅行保険の付帯
クレジットカードには海外旅行保険が付いたものがあるんですね。
年会費無料のカード、年会費がお得なカードは、海外旅行保険が付いていないものが多いので、ご自身のカードを必ず確認してください。
さらに、カードを所持しているだけで自動的に補償が受けられる「自動付帯カード」と、海外旅行の旅費を払うことで補償が受けられる「利用付帯カード」に分かれるんですね。
どちらをお持ちか、スペイン旅行の前に必ず確認してください。
カードの確認方法、詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。レッツチェック!
クレジットカードでスペインでの買い物をスムーズに
スーパーでちょっとした買い物、お土産ショップでちょっとした品物を購入。
そんな時、100ユーロ札を出すと、確実に嫌がられます。50ユーロ札でも嫌がられる場合があったり。
小銭持ってないのか?小さな札を持ってないのか?と、聞かれるかもしれないです。
100ユーロ札は使えない!って言われることもあるかも・・・
そんな時は、クレジットカードでささっと買い物。
しかもね、100ユーロ札を出すと偽物じゃないのか?って機械にかけられる時もあったりして、ちょっと嫌な感じです。
あと、気を付けたいのがお釣り。
ユーロのコインって、ちょっとわかりにくい。
ユーロコインを見たことがない、使ったことがないなら尚更ですね。
お釣りをもらった後、ゆっくり確認する暇があればいいんですけど、次のお客さんが待っててバタバタとレジを去ることが多いですよね?
お釣りを少なく渡されても、絶対にわからない。
私はまだこの経験はないですが、店員さんに悪意がないとしても間違えることってあると思うんですね。
スペイン語が堪能ならまだしも、店員さんが間違えていることを指摘できなかったら、辛くないですか?
スペインでクレジットカードを持っておくと便利な理由+α
スペインでは、クレジットカードが身分証の役割もするんですね。
例えばホテルでのチェックイン時には、クレジットカードの提示を求められたりします。
クレジットカードがない場合には、デポジット(保証金)が必要になるんですね。ちょっと面倒ですよね。
あとは、レンタカーを借りるときもクレジットカードが必要です。あ、運転するには国際免許証が必要ですよ。
ネットでスタジアムを予約するにも、カードが必要なんですねぇ。リーガ・エスパニョーラファンは、スペイン旅行時に必ずおさえてますよね?
ペイパル決済はまだ主流ではなく、ネット予約が必要なサッカーチケット、美術館などのチケットはほとんどカード決済です。
海外旅行保険は病気やケガ、万が一の死亡時の補償だけでなく、スーツケースが到着しなかった場合や、ホテルや店舗などで物を破損してしまった場合、荷物が盗難にあったときなどの補償も含まれているものがあるんです。
お金としての役割だけでなく、身分保証や様々な補償にも役立つんですね。
ちなみに、リーガの試合を日本から購入する方法はこちらです。
日本語サイトだと不安がないかもRCDマヨルカのチケット購入はどこでできる?スタジアムで試合観戦!
スペインでクレジットカードが必要な理由 小まとめ
現金だと盗難にあった場合補償がなく全損~クレジットカードは盗難・紛失補償がある
ユーロが足りなくなった場合キャッシングできる~カードなら日本円を大量に持ち歩く必要がない
ケガや病気になったとき、万が一の死亡事故でも補償が受けられる~クレジットカードには海外旅行保険がついている
物を壊したり、過失してしまったときも補償を受けられる~カードには海外旅行保険がついている
荷物が空港に届かなかったり、なくなった場合にも補償を受けられる~カードには海外旅行保険がついている
少額の支払いで小銭がないときに嫌がられない~カード決済ならスムーズ
レンタカーが借りられる~クレジットカードは身分証明書になる
ホテルのデポジットがいらない~クレジットカードは身分証明書になる
スペイン国内のネット予約はクレジットカードでの支払いがメイン
スポンサーリンク
スペインのクレジットカード事情~クレカ使うときの注意点って?
スペインで使われているクレジットカードブランドは・・・
「VISAカード」と「Masterカード」です。
このどちらかを持っていれば、安心してスペイン旅行を楽しむことができるんですね。
どっちがいい?と言うと、VISAのほうが小さい店舗でもOKな場合が多いような気がします。
おっとその前に、そのカードICチップ付いてます?
磁気ストライプ式のものは、セキュリティ面でアウト。情報が読み取られやすいので、複製を作るのが簡単なんですね。
ICチップが入ったカードだと、高速暗号化機能が付いているので、情報が盗まれにくいという特徴があるんですね。
さらに!カードの裏面確認。
VISAカードの場合:裏面に「PLUS」
Masterカードの場合:裏面に「Cirrus」
JCBカードの場合:裏面に「Cirrus」
というマーク、発見できました?このマークがあれば、海外キャッシングに対応しているクレジットカードとなります。
スペインのATMでもユーロをキャッシングすることができますよ。
スペインでJCBカードは使えない?
先ほどお伝えしたように、スペインで利用するクレジットカードはVISAかMASTERが主流です。
JCBカードは使えない場合が多いというか、認知度が低くほぼ使えないと言っても過言ではありません。
でも、渡航先がバルセロナの場合は例外。
JCB会員限定で、スペイン旅行中お得で便利なサービスが受けられる、JCBプラザがあります。
スタッフが日本語で対応してくれるので、何か困ったことがあったり、観光情報やチケットを入手したい場合には訪ねてみるといいですね。
JCBプラザは、バルセロナとマドリードにありますよ。
スペインでクレジットカードが使える場所
スペイン国内のホテルやレストランはもちろん、ショップやスーパーマーケットでもクレジットカードが使えます。
交通機関では、クレジットカードが使えるタクシーも増えています。(現金が無難ですよ)
メトロ(地下鉄)の切符購入、バス予約などでもクレジットカードは使えますが、小銭で対応した方が無難です。
クレジットカードが使えるかどうか確認したい場合の、お役立ちフレーズ
・クレジットカードで払えますか?
Puedo pagar con la tarjeta de crédito?(プエド パガール コン ラ タルヘタ デ クレディト?)
・クレジットカードが使えますか?
Se puede usar la tarjeta de crédito?(セ プエデ ウサール ラ タルヘタ デ クレディト?)
スペインでクレジットカードが利用できない場所
市内バス運賃やバル、小さな商店・露店などでの買い物、5€以下の買い物など、カードを使えない場面も多々あります。
観光名所や美術館、博物館でのチケット購入も、クレジットカードが使えない場合が多いです。
スペインでは、チップが必要なシーンに出くわします。
チップはもちろん現金で渡します。カードをあげるくらいのサービスを受けた場合は別ですけども。
さらに、スペインのサイトで日本発行のクレジットカードが使えない場合もあります。
エラーになっちゃった場合は、Paypalなどほかの支払い方法があれば、そちらを選択してくださいね。
スペインでデビットカードって使えるの?
はい。使えます。VISA・Masterだったら間違いありません。
使い方はクレカと同様でございます。
ショッピングの場合は、使った時点の為替レートで清算されるので、円高円安に一喜一憂せずに済みます。
しかし、ホテルとレンタカーでの使用は、注意が必要です。
先ほど、ホテルのチェックイン時にデポジット(保証金)が必要だとお伝えしましたよね?
これ、レンタカーも同じなんですよね。
クレジットカードを提示することで、デポジット代わりになるので保証金は必要ないんです。
しかし、デビットカードの場合は「支払い能力証明」にならないので、デポジットを要求されるんです。
代金+デポジットが清算されることになるわけです。しかも、その返金に時間がかかる。面倒。
さらに、ATMでキャッシングする場合、ATM手数料のほかに両替手数料が3%程度かかるんですね。(銀行によりますけど)クレジットカードよりかなり割高ですね。
デビットカードを海外で紛失・盗難の被害にあった場合も、クレジットカード同様に不正利用補償を受けることは可能です。
最大でも残高以上の被害額は出ませんよね。でも、補償を受けられる場合でも、実際に返金されるのは数か月後になります。
とにかく、犯罪には気を付けてください。
じゃ、スペイン旅行どのくらい現金って必要なの?
あう~。難しい質問ですねぇ。
バルでのコーヒー1.05€~、バルで軽く軽食5€~、アイス食べる?2.5€~、バス1ライン1.5€くらい、レストランで食事10€~、美術館行く?タクシー使いたいなぁ。この露店でお土産買わない?チップ渡さないと!!スーパーで水でも買おう。
ね?現金って結構活躍しますよね?1日30~50€は現金が必要だと考えて、それXの滞在日数ではどうでしょうね?
田中、スペインに住んでいながら、かなりの現金愛用者なので(田舎だしねぇ)、逆にカード使う場面が少ないんですけど、高級なレストラン、ブティック、高めなお土産などはカード、それ以外は現金って感じかなぁ。と思ってます。
あ、それと。ユーロ紙幣には500とか200とかありますけど、100€紙幣もそんなに使い道がないんです。
両替するときは、できるだけ50€紙幣やそれ以下の紙幣を多くしてくださいね。
スペインでクレジットカードを利用するときの注意
まず、クレジットカードの暗証番号ってご存知ですか?
スペインではクレジットカード利用時に、暗証番号を入力する必要があります。
ATMでユーロを引き出すときにも、暗証番号は必要ですしね。もし、暗証番号を忘れた場合は、スペインに発つ前に確認してくださいね。
ATMでお金をおろすとき、後ろに人が立っていないか、不審な人がいないか、しっかり確認してください。
暗証番号を押すときは、手で隠すなど人から見えないようにする。
お金をおろした直後の窃盗に、気を配るようにしてください。ATMでモタモタしていると、狙われやすいかもしれませんね。
レストランやショップでは、暗証番号を入力する前に、一度金額を確認するクセを付けてください。
ショップの店員の打ち間違いは、結構経験しているんですよね・・・
値引き札があるのに、値引き前の金額でレジ打たれたり、これ普通にあるんで気を付けてください。
スペインでクレジットカードを使う前の確認 小まとめ
手持ちのカードは「VISAカード」か「Masterカード」である
海外旅行保険付帯カードである(自動付帯・利用付帯もチェック)
海外旅行保険の内容は〇〇である(補償内容と金額をチェック)
ICチップ付きのカードである
カード裏面に「PLUS」か「Cirrus」のマークがある
私は、カードの暗証番号を知っている
スペインは治安が悪いことを理解した
スペインではクレジットカードだけでなく、ユーロも必要である
はいはい。それでも大丈夫ですよ。今からオススメのクレジットカードコーナーで説明していきますね。
スペインに持って行くべきオススメ!クレジットカード
よく、海外行くなら、絶対クレカ2枚持ってた方がいいって聞きますよね?
うーん。どうなんでしょう。「時と場合による」が正解かもしれないです。
まずまず、クレカを2枚とも同じ財布の中に入れちゃってると、2枚持って行ってもあまり効果がないと言いますか。
パクる言うな。ですね。2枚同時に盗難に合ったら、困りますよね。
それに、利用付帯カードが2枚あっても、ちょっと不便です。
利用付帯カードは、海外旅行にかかる交通費をカードで支払うことで海外旅行保険の補償を受ける対象になります。
航空チケット購入のほかに、カードで交通費を支払うには空港へ向かう交通機関のどれかで、もう一度使う必要が出てきますよね。何か、あります?
スペインであまり使われない銀聯カードや、DinersClubカードの組み合わせを2枚持ってても、確実に使えないですよね。
あ、さらに言えば、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードでは、傷害死亡や傷害後遺障害になった場合、複数のクレジットカードの補償金額の最高額が適用されるんですね。
でも、それ以外の項目は、複数のクレジットカードの補償を合算して利用する方法も可能なんですよ。
ということは、自動付帯カードを複数持っていれば、補償金額が合算されるということになりますね。
年会費が高いクレジットカードは、まぁそれなりの補償もあって補償金額もいいので、1枚でもいいんですけどね。
年会費がかさんでしまうのも、なんだか困っちゃいますよね。
スペイン観光旅行にオススメなクレジットカード
では、実際にスペイン観光旅行するときにオススメなクレジットカードをご紹介します。
年会費がかかるカードをお持ちの場合を考慮して、年会費無料のカードを集めました。
自動付帯カード:横浜インビテーションカード
海外旅行保険が自動付帯で、保険金最高の2,000万円。しかも、年会費無料。
スペイン旅行で2枚目のカードを持つなら、間違いなく横浜インビテーションカードです。
「オンライン入会申込キャンペーン」中で、申込者全員に初回割引請求1000円分プレゼント!
【ジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)を見てみる】
自動付帯カード:エポスカード
これ、持っていて絶対に損がないカードです。
自動付帯カードをお持ちでない場合は、年会費無料なので作っておくことをオススメします。
国際ブランドは、スペインで一番使われているVISAです。
傷害死亡・後遺障害補償額は500万円と少なめですが、自動付帯で年会費無料はなかなか見つけられないサービスです。
利用付帯カード:楽天カード
もし、利用付帯カードをお持ちでないなら、1枚持っておくといいですね。
年会費はもちろん無料で、新規入会&利用で5,000ポイント(5,000円相当)がもらえます。
傷害死亡・後遺障害補償額は2000万円、利用付帯ですが使い勝手もいいカードなので、利用付帯カードがない場合、補償額がこれより少ない場合は、持っていた方がいいカードです。
海外旅行保険付きクレジットカードの特集は、こちらです。
海外旅行保険、審査期間、ポイント還元率など詳しくご紹介しております!
スペイン旅行で2枚目持つならこのカード!
持ってて損はないワイズのデビットカード
クレジットカードだけでなく、デビットカードを持っておくと資金分散できてセキュリティレベルが上がります。
中でもおすすめなデビットカードはワイズ(旧トランスファーワイズ)のカードです。
Mastercardのタッチ決済付きで、実店舗・オンライン・ATMで利用可能です。
クレカよりも外貨両替手数料が格安、56通貨を管理できる優れものです。
日本円で外貨をチャージしておけば、保有している外貨を利用する場合の手数料は無料なんですね。
口座開設、維持も無料なので、海外旅行好きにはおすすめです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。私も持ってます。
スペイン留学・ワーキングホリデーにオススメなカード
ここで「オススメなカード」としたのには、理由がありまして。
クレジットカードが作れない、18歳未満のお子さんの留学やホームステイにも、カードがあると便利ですよね。
この場合にオススメしたいのが、外貨プリペイドカードなんです。
外貨プリペイドカードとは、日本国内で事前にお金をチャージして、スペインで繰り返し使うことができるカードなんですね。
VISAやMasterに対応しているショップなどでの利用や、ATMで現金を引き出すこともできるんです。
詳しくは、こちらで特集しましたので、お子様が留学予定を控えている方は必見ですよ。
お金分散のススメ:スペインの治安とクレジットカード事情
スペインね、治安よくないんですよね。ちょっと、がっかりでしょ?
私も身分証の更新なんかで警察関係者と話しをするとき、ちょいちょい謝られるんですわ。
玄関前に置いていた、大きい植木鉢がなくなったとき、さすがにキレそうになりましたけどね。夜中に誰かが運ぶ姿を想像して、バカらしくなりましたけど。
田舎でも、ライフル抱えた警官の検問に遭遇したりするんですよね(笑)笑いごとじゃないわ!
観光客が押し寄せる都会ならばなおさら、観光客ねらいの犯罪も増えます。
スペインで注意したい場所とクレジットカードの使い方
スペインでセキュリティに注意したい場所は結構あるんですけど、中でも注意したいのがこんな場所。
公共の交通機関:バスの中、電車・地下鉄の中、ホーム、エスカレーターなど
人通りの少ない路地:夜だけでなく、昼間も注意
現地人も注意している治安の悪い地域:スペイン渡航前に危険エリアをチェック
人通りの少ない路地や、治安の悪い地域でのキャッシングは控えたほうがいいですね。
クレジットカードを使用する場合も、大きな現金を使用する場合も、周りに不審な人がいないか必ず確認。
公共の交通機関では、貴重品を必ず抱えるようにして持つ。
ジッパーが付いていないようなバッグは、確実にNGです。
付いていてもスリに合う場合があります。
リュックサックに貴重品は絶対に入れない。財布などの貴重品は、チェーンをつけてバッグに固定するなど、念には念を。
え?スペインってそこまでしないとダメなの?
って思うかもしれないですけど、「警戒してますよ」感を常に出しておくことは、間違いなく役に立ちますのでお忘れなく。
お金の分散は、スペイン旅行では必要だと思います。
現金だけでなく、カードやプリペイドカードを持つ。財布に一緒に入れるのではなく、色々な場所に現金を隠し持つ。
あとは、人が見ている中で、大量の現金を使わないなどですかね。
スペインはカード社会ですが、現金も必ず必要です。出発前にユーロを用意しておくと便利ですよ。
日本円をユーロにお得に両替する方法をまとめました。
また、スペイン旅行出発前には、カード会社の連絡先を必ず控えて行くようにしてください。
万が一紛失・盗難に合った場合、すぐにカードをストップしてもらう必要があります。
海外での保険料は、かなり高額です。
海外旅行保険付帯カードなら、ある程度はカバーすることができますので、カードの内容を確かめてみてください。
ちょっと怪しい金額なら、自動付帯カードを追加しておくといいですね。
せっかくのスペイン旅行が台無しにならないように、できるだけの準備を整えてから出発したいです。
備えあれば患いなし、転ばぬ先の杖、棚から牡丹餅。
とにかく、スペイン旅行にはクレジットカードが必要。という理由を長々と話してまいりましたが、あ、じじい、寝てますね。
使い方にも注意を払って、安全な旅を楽しんでくださいね。