出典:Diario de Mallorca
ひゃっほーい!!またマヨルカの偉大なるテニスプレイヤー、ラファ・ナダル様が優勝しちゃったよ!!
ここまで来たら、もうモンスターとしか言いようがないですなぁ。ナダル様。

うん。知ってる。でも、ナダルさんがいい人っていうのも知ってる。妄想で。

パリ ローランギャロス男子シングルスで優勝!ナダル万歳!
6月9日、パリのローランギャロスで男子シングルス決勝、ドミニク・ティエム(オーストリア)を6-3、5-7、6-1、6-1で下し、ラファ・ナダルは史上最多の12回目の全仏大会制覇を成し遂げたのであります。

ナダルの全仏での通算成績は93勝2敗で、決勝では敗れたことがないんですね。
この間には、ケガやらクレーコートでの不調やら、色々あったんですけどもね。
そのたびに物凄い復活劇を遂げて、トップに返り咲いているわけですよ。凄いね。

あ、ナダル様、今回優勝賞金230万ユーロ(約2億8000万円)ほどを獲得なさいました。

ナダルの優勝回数も凄いけど
出典:Diario de Mallorca
ナダルの全仏優勝は12回目なんですが、同一の4大大会の優勝回数では、全豪オープンの女子シングルスで11回優勝したマーガレット・コートを抜いて単独最多になったんですね。
そんでもって4大大会通算では18度目の優勝、男子歴代1位のロジャー・フェデラー(スイス)の20勝にあと2勝と迫っておるんですよ。
でもナダル様、そのことを聞かれたときに「隣人が自分よりもいい家に住んでるとか、大きなテレビを持ってるとか、いい庭があるとか、人生をそういう風には考えないです。」と答えてらっしゃいます。

はい、オッパッピー。

ナダル様インタビュー抜粋
ナダル様、オンコートインタビューでの開口
「最初にティエムにおめでとうと言いたいです。彼は将来ローランギャロスで優勝するに値するテニスをしました。彼が持っている愛情、努力、プロ意識を称えたいです。」
ないな。凄いな。言える?優勝した後に、対戦相手に感謝しとるがな。
これが最高峰の戦いをする人々の世界なんですなぁ。
12回目の優勝について
「なんという言葉でそれを表現すれば良いのか分かりません。私にも信じられない特別な瞬間です。ローランギャロスに2005年に初出場、初優勝したというのは最初から夢が叶った感じでした。それから14年もここでプレーし続けることができるとは、あのときは思ってもいませんでした。」
謙虚やな。全世界共通、凄い人はみんな謙虚なんやな。と思わせていただいておりますが、いかがでございましょうか?と存じまする。

一方、対戦相手ドミニク・ティエムのセレモニーでのスピーチ
「ラファ、おめでとう!もちろん負けたことは悔しいですが、あなたは素晴らしいチャンピオンです。テニスを象徴するような存在です。ここでの12回の優勝は驚異的で、現実じゃないみたいですね。そして、また勝つでしょうね。」
あかん。おばちゃん、泣いてまうわ。

さらにラファのチームを称え、自分のチーム、家族、友人への感謝を綴りました。
続けてラファの返し
「ドミニク、今日は勝ってしまってごめんね。でも君は本当に良い選手です。いつも笑顔を絶やさず、本当に素晴らしいと思っています。私に刺激を与えてくれるプレイヤーです。決勝で負けるのはしんどいです。私だって負けることがあります・・・・」
勝って謝っとるがな。これも、中途半端な関係だったらカチンとくるところなんでしょうが、やり遂げた人たちだからできる返しなんでしょうね。
さらにティエムとチームを称え、これからの活躍を願いました。
フランス語で大会関係者への感謝、家族、チームへの感謝、観客への感謝を伝えてスピーチは締めくくられました。
10日にはパルマに到着したナダル様、マヨルカでゆっくり過ごして欲しいものでございます。
